各サービス共通のルール

各サービス共通のルール

共通のルールが必要な理由

固有のドメインは1つしか存在しませんので、何れかのサービスの取引や申し込みが成立すると他のサービスの申請や取引交渉提供時期に大きく影響します。

同一ドメインにて異なるサービスの取引交渉が同時に複数人で行われることも珍しくはないため、DPRSでは優先順位各サービス共通のルールを定めております。共通ルールが存在することにより、異なるサービス間に発生する問題を回避することができます。例えば、取引が成立し双方基本合意に至ったものの、対象ドメインが既に他のサービスで契約されていたため、サービスの提供ができない、あるいは提供時期が大幅に遅れる等のトラブルは事前に避けることができるのです。

契約の優先基準

申請の種類

DPRSダイヤモンドドメインサービスでは、ドメインサブスクとドメイン売買取引サービス希望者に、申し込み先着制度ではなく、取引制度を採用しているためドメインオーナーとの取引価格の交渉が可能です。まず、簡単に基準やルールに使われる申請の種類をまとめておきます。

即決取引先願申請…即決取引を優位にするための申請です。オプション申請なので必ずしも必要な申請ではありません。即決取引先願申請フォームから申請できます。

即決価格の開示申請…即決価格の開示通知を申請できます。即決価格は非公開ですのでこの申請により通知を受けることができます。申請・取引交渉フォームで申請できます。

取引希望価格の申請…ドメインオーナーへ希望の価格を伝えて取引交渉を行う場合に申請します。通常、取引交渉を行う場合はこの申請からスタートします。申請・取引交渉フォームで申請できます。

即決取引の申請…即決価格にて取引を成立させたい場合に申請します。申請・取引交渉フォームで申請できます。

取引成立の申請…取引交渉にてドメインオーナーが提示した取引交渉価格に応じて取引を成立させたい場合に申請できます。

ドメインサブスクとドメイン売買取引サービス

ドメインサブスクとドメイン売買取引サービスの契約締結順位は原則的に取引成立の先着制(取引の成立が早い方優先)です。交渉中に他の交渉者が即決取引を申請して受理されたり、取引成立の申請をして取引成立になったりすると、その時点で全ての取引交渉は一時保留状態になります。取引成立者は第一位契約締結権権利者となります。正式に契約が成立すると、成立者以外の取引交渉はすべて取引不成立となます。ただし、一定期間内に何らかの理由で第一位契約締結権利者の契約が成立しなかった場合のみ保留状態が解除され、取引交渉が再開される場合や第二位契約締結権利者が指定される場合があります。
また、ドメインサブスクとドメイン売買取引サービスにはどちらにも優位性はございませんのでどちらか一方の取引が成立すると他方の取引交渉も同様になります。

即決取引と取引交渉

即決取引先願申請の優先基準

即決取引先願申請制度

即決取引の申請」や「取引成立の申請」を申請した時点でサービスの提供や契約締結が約束されているわけではございません。

DPRSでは、郵送時間や事務処理時間の不平等性を排除し、機会をより平等にするため、「即決取引先願申請制度」を採用しております。このオプション申請制度を利用することにより、優先順位を交渉中の他の取引担当者よりも最も高くすることが可能です。

即決取引先願申請は、「即決取引の申請」とは別のオプション申請になり、いつでも申請可能です。先願申請は申請受付が早い方が優先(先着制)です。

即決取引先願申請の優位性を受ける為には、即決取引先願申請を行い、受理される必要があります。受理されると即決取引優先コードが発行され優位状態になります。ただし、即決取引先願申請を行った日を含む8日間以内に即決取引を成立させる必要があり、成立しなかった場合は、即決取引先願申請の優位性は失われます。(非常に時間が短いため、DPRSのスタッフにサポートを依頼のうえお手続きすることをお勧めしております。)

即決取引先願申請の優位性

即決取引先願申請が申請されるとその後は、他の取引担当者が即決取引の申請または取引成立の申請をしても保留状態になり、その旨が通知されます。

即決取引先願申請が受理されると、申請者は即決取引優先者となり優先コードが発行されます。交渉中の他の取引担当者がいる場合は、即決取引の申請や取引成立の申請はおこなえるものの保留状態なる旨が通知されます。

即決取引優先者が期間内に即決取引を成立させると、第一位契約締結権者となります。他の交渉者の保留状態は取引不成立となり、取引交渉は打ち切りとなります。

即決取引先願申請がなければ先着制

即決取引先願申請が申請されない状態では、ドメインサブスクまたはドメイン売買取引サービスのどちらかで即決取引の申請または取引成立の申請を最も早く行い受理された申請が取引成立となり、その取引担当者が第一位契約締結権を有することとなります。

まとめると…

つまり、即決取引先願申請日を含む8日間は先願申請者が最も優先順位が高く、通常の即決取引の申請や取引成立の申請の先着制を上回ることとなります。ただし、即決取引先願申請をしたものの何らかの理由で即決取引優先権が得られなかった場合は8日を待たずして保留状態が解除になったり、第二位契約締結権者が繰り上がったりする場合があります。

保留状態中のルールと即決取引優先

取引が成立すると、他の交渉は保留状態になります。保留状態では、各種申請は行える状態ですが、即決価格の開示申請以外は一旦受理はするものの取り扱いが通常とは異なりますので注意が必要です。即決取引の申請と取引成立の申請の場合は、第二位以降の契約締結権者の優先順位となります。保留期間中に即決取引と取引成立の申請が両方ともあった場合は、最も早い即決取引の申請が第二位となり、すべての即決取引の申請の次の順位が最も早い取引成立の申請になります。保留が解除された時点で契約締結順位は確定し、第一位契約締結権者の契約が何らかの理由で不成立の場合のみ第二位が一位に繰り上がり契約締結権を有することになります。誰も契約締結権者に該当しない場合は取引交渉が再開されます。

また、即決価格の開示申請は保留状態でも通常と変わらず通知されます。取引希望価格の申請は受理が保留状態になる為、ドメインオーナーからの交渉の回答はありません。

レンタルドメイン(通常レンタル)に対する

ドメインサブスクとドメイン売買取引の優位性

ドメインサブスクやドメイン売買取引サービスの取引交渉中の同一ドメインに対して、レンタルドメイン(通常レンタル)の申し込み申請があった場合でも、レンタルドメインの申し込みは受理されず保留状態なり交渉は継続されます。その間も新規のドメインサブスクやドメイン売買取引サービスの受け付けも通常と同じく行われます。

取引が成立せず、取引交渉者が一人もいない状態になると、保留されていたレンタルドメインの申し込みが受理されます。新規のサービス受付けも継続されますが、レンタルドメイン期間終了までサービスが提供できない条件が加わります。

ドメインサブスクとドメイン売買取引に対する

レンタルドメイン(クイックレンタル)の優位性

ドメインサブスクやドメイン売買取引サービスの各種申請が受理されるとレンタルドメイン(クイックレンタル)の販売は開始と同時に停止になります。しかし、申請をしてからDPRSより受理されるまでの間に、レンタルドメイン(クイックレンタル)のお申し込みがあった場合は、レンタルドメインが優先になります。取引交渉は可能ですが、レンタルドメイン(クイックレンタル)終了後にサービスが提供開始になる条件が付きその旨通知されます。

即決取引先願申請受理済み即決取引の優位性

ただし、即決取引申請に関しては、即決取引先願申請が受理されている場合に限り、レンタルドメインのサービス提供を取り消して、最優先するものとします。

同時の申請

同時並行の取引交渉

ドメインサブスクとドメイン売買取引の

同時即決価格開示申請が可能

公募ドメインステータスにて、ドメインサブスクとドメイン売買取引サービスの両方の即決取引欄が「〇」の場合は、一度の申請で両方の即決価格を開示申請することが可能です。
ドメインサブスクにすべきか、ドメイン売買取引サービスにすべきか、価格をそれぞれ確認したうえで慎重に検討したい方は、比較しながら検討することが可能です。

なお、レンタルドメインは取引制度はなく、申し込み制度ですので、即決価格の開示申請の必要はありません。レンタルドメインの価格も比較検討したい場合は、通常レンタルの場合は、公募ドメインステータスの取引担当者限定情報から、クイックレンタルの場合は、DPRSオンラインショップにて確認することができます。

ドメインサブスクとドメイン売買取引の

同時並行取引交渉が可能

公募ドメインステータスにて、ドメインサブスクとドメイン売買取引サービスの両方取引交渉欄が「〇」の場合は、取引希望価格の申請を行う際に一度の申請で両方の取引交渉を同時に行うことが可能です。
ドメインサブスクにすべきか、ドメイン売買取引サービスにすべきか、価格をそれぞれ交渉したうえで慎重に検討したい方は、両方を同時並行的に交渉し比較しながら検討することが可能です。

なお、レンタルドメインは取引交渉制度はなく、申し込み制度ですので、各ドメインのレンタル料金は価格交渉はできませんレンタルドメインの価格も比較検討したい場合は、通常レンタルの場合は、取引担当者限定情報から、クイックレンタルの場合は、DPRSサービスショップにて確認することができます。